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ESP32をArduino IDEで使うための環境構築ガイド

  • Arduino IDE（バージョン 1.8以上推奨）
  • ESP32開発ボード（例：ESP32 DevKitC, ESP32-WROOM-32など）
  • USBケーブル（マイコン接続用）
  • インターネット環境

Step 1：Arduino IDEのインストール

Windows / Mac / Linux 共通

以下のリンクからArduino IDEをダウンロード＆インストールしてください。

🔗 Arduino IDE ダウンロードページ

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Step 2：ESP32ボードのボードマネージャ設定

  1. Arduino IDEを開き、メニューから
    ファイル > 基本設定（Preferences）を選択。

  2. 「追加のボードマネージャのURL」に以下を追加：

https://espressif.github.io/arduino-esp32/package_esp32_index.json

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Tip

画像ではESP以外の設定も入っています．すでに他のURLがある場合は、カンマ区切りで追加してください．

Step 3：ESP32ボードパッケージのインストール

  1. ツール > ボード > ボードマネージャを開く。

  2. 検索欄に「esp32」と入力。

  3. 「esp32 by Espressif Systems」が表示されたら「インストール」をクリック。

Step 4：ボードの選択とポート設定

  1. ツール > ボードから、自分のESP32ボード（例：ESP32 Dev Module）を選択。

  2. ツール > シリアルポートから、ESP32が接続されているポート（例：COM3、/dev/ttyUSB0など）を選ぶ。

Step 5：LED点滅テスト（Lチカ）

ESP32に内蔵されているLED（多くはGPIO2）を点滅させて動作確認を行います。

コード例：LED_Blink.ino

// LEDが接続されているGPIOピン
#define LED_PIN 2

void setup() {
  pinMode(LED_PIN, OUTPUT); // ピンを出力モードに設定
}

void loop() {
  digitalWrite(LED_PIN, HIGH); // LED ON
  delay(500);                  // 500ミリ秒待機
  digitalWrite(LED_PIN, LOW);  // LED OFF
  delay(500);                  // 500ミリ秒待機
}

Tip

GPIOの番号はボードによって異なる場合があります．ボードの回路図などで確認してください．

Step 6：書き込み＆実行

  1. プログラムをArduino IDEに貼り付け。
  2. →（アップロード）ボタンをクリック。
  3. コンパイルと書き込み完了後、LEDが点滅すれば成功！

Tip

書き込み時に「BOOT」ボタンを長押しする必要があるボードもあります（例：ESP32 DevKitC）。

トラブルシューティング

  • ポートが表示されない → ドライバのインストールを確認
  • 書き込みに失敗する → BOOTボタンを押しながら書き込みを試す
  • LEDが点滅しない → GPIO番号を確認（ボードによって異なる）